ネイマールへのファールでPKかと思ったら、VARで取り消しに
ワールドカップのブラジル対コスタリカ戦をみていました。
コスタリカからなかなか点を取れないブラジルでしたが、後半33分にエリア内でネイマールを倒したとして、ジャンカルロ・ゴンサレスがファールを取られます。
すぐにPKになるかとおもったら、審判がVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)で確認へ。
審判自らファールと判断して笛を吹いたんだから、VARでも判定は覆らないんじゃ?
VARでやっぱり違ったとなったら、審判自身がまちがったジャッジだったと認めるようなもんだし。
でも、VARで再確認してもやっぱりファールだったと判断したら、そもそもこの審判に判断力がないと思われ、今後の審判としての仕事に響くだろうから、客観的に判断するかな?
・・・なんて、思いながら最終的な判定を待っていました。
結果は、ファールはなかったとして、PKもなし。
ということは、ネイマールは大げさに倒れたということになり、イエローカードがだされるかと思ったけど、それもなし。
これまでは審判がファールを取らずに流した後で、VARでファールがあったと判断し、PKとなることが多かった。
ファールと判断した後、VARにより取り消しとなるのは初めてのケースとのこと。
VARの採用は審判が要求したのかなぁ?
それともVARを担当するスタッフのほうから、「ちょっと待て」と物言いがついたんだろうか?
エリア内で疑わしいプレーがあるたびに、VARで確認していたらキリがないけど、実際、審判の判断が正しくなかったこともこれで証明されちゃったので、今後はすぐにファールとみなさず、まずはVARで確認を・・・となる回数が増えるかもしれませんね。
試合のほうはPKで点を取って、ブラジルがなんとか逃げ切るかと思ったけど、それがなくなった。
もうこの試合は引き分けかと思ったほどでしたが、アディショナルタイムに入って、コウチーニョとネイマールの得点でブラジルがコスタリカに2-0で勝利しています。