アマダー（楽天）が出場停止処分

プロ野球の楽天に所属するジャフェット・アマダー内野手がドーピング検査で引っかかり、６か月間の出場停止処分を受けることになりました。

2018年シーズンは、打率２割６分９厘、２０本塁打、４２打点。

2017年シーズンは、打率２割３分７厘、２３本塁打、６５打点。

パッとみた感じでは成績はたいしたことがないようにみえます。

でも試合数、打席数は2017年と2018年では倍近く違うので、2018年は単純計算すると４０本、８０打点くらいになる。

外国人選手でも４０本近く打つのは容易なことではありません。

そのペースで数字を残していたと考えると、やっぱりちょっと疑いの目で見てしまうかなぁ？

いっぽう、ドーピングするならもっと驚異的な成績を残していてもおかしくないような気もします。

昨年は６月までは打率が２割ほどとひどい成績で、７月、８月は約２割９分とそこそこの成績は残している。

今年も５月までは打率１割台と昨年以上にひどい成績だったけど、６月以降は３割以上の打率で好転。

とくに７月は３割４厘、１１本塁打、１７打点と活躍したけど、昨年の７月も２割８分１厘、８本塁打、１５打点と、そこまで大差ないし、月間の成績としても飛びぬけた数字ではない。

昨シーズンとの比較や、月ごとの成績を調べてみると、春先は調子が悪く、暑くなってきてから本領を発揮するタイプに見えます。

ニュースをみた最初の印象は、かなり疑わしい感じだったけど、昨年も検査を受けていると思うので、意図的に禁止されているものを摂取するよりは、なにかの偶然で摂取してしまったのではないか・・・と、そんな気がしました。

アマダーは公表されている体重が１３５キロとかなりの巨漢。

健康上の理由から特別な薬を処方されて、それを服用したのが原因とかならわかりやすいんだけど。

まぁ、意図のあるなしに関係なく、あってはならない成分が検出された以上、ペナルティが科せられるのはしょうがないですね。